硬質クロムめっき

硬質クロムめっき

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概要

硬質クロム
 プレス金型 
離型性・焼付け防止・耐摩耗性
 ゴム金型(1)と樹脂金型(2) 
離型性・焼付け防止・耐摩耗性

硬質クロムめっきは、鏡面光沢を有し、耐食性に富み、変色しにくい性質を持っています。
また、硬度が高い、耐摩耗性に優れる、摩擦係数が小さい、離型性に優れる、耐食性が優れるなど、工業用表面処理の特性を備えています。
治工具部品と機械部品(写真の3つ)
耐摩耗性・潤滑性・焼付け防止

用途 耐摩耗性、高硬度、離型性、潤滑性、耐食性、焼付け防止
取扱商品 ゴム金型、プラスティック金型、プレス金型、ガラス金型、SMC金型、砂金型、タイル金型、瓦金型、ロール、機械部品、治工具など
最大加工サイズ 5500 × 3000 × 2000
最大重量 20t
材質 鉄、鋳鉄、銅、ステンレス、アルミ、その他の非鉄金属(ご相談ください)
ベーキング 191°C、3~5h
検査 外観、膜厚、公差寸法、成績書の発行可
   

硬質クロムめっきの皮膜特性

高硬度

通常の電気めっきの中では、最も高硬度で、熱処理鋼・窒化鋼などよりはるかに硬度が高い。(Hv 800~1,000)
高硬度

耐熱性

熱処理による硬さの変化は、200~400°Cまでは徐々に減少し、400°C以上で急激に減少する。800°C以上になると通常のクロム金属の値Hv200~300に落ち着く。これは500°C付近で、電着クロムの結晶がくずれて再結晶化するものによると考えられている。めっきの水素脆性を回復させるための熱処理は、電着クロムの組織に影響されない200°C前後で行う。
耐熱性

低摩擦係数

クロムめっきの摩擦係数は極めて小さく、一般に使用される材料の中では最小である。
組み合わせ材料 静止 運動
鋼とクロムめっき 0.17 0.16
鋼と鋼 0.45 4

耐摩耗性

クロムめっきに要求される最も重要な基本的性質であり、極めて良好である。
めっきの種類 2時間ごとの平均摩耗量(0.1mg)
硬質クロム 3
ニッケル 12
17
20

耐食性

塩化物以外の化学薬品に対して安定であり、大気中でも10µm以上の厚さを持つ皮膜は比較的良好な耐食性を示す。

離型性

クロムめっきは一般的に離型性が良いとされている。
その理由は、金属が個々にもつ表面エネルギーが他の金属よりも小さいからである。撥水性を例に挙げると、鋼とクロムめっきに水滴を垂らすと、
鋼と水滴の接触角度…40°
クロムめっきと水滴の接触角度…70°
となる。
こういったことからも、クロムめっきは付着しにくく、離型性が良いといえる。
離型性

硬質クロムめっきの利用分野の一例と利用目的

分野 適用部品 利用目的
航空機、船舶 クランクシャフト、同シャフトジャーナル、シリンダー、バルブ、ピストンリング、ピストンロッド、ピン、スライドチューブ、補助軸など 耐摩耗性、肉盛り再生、潤滑性、多孔性など
産業機械 織物、化学、食品、製薬、印刷などの乾燥用シリンダー、各種シリンダー、各種ロール、スクリーンプレート、スピンドル、マンドレル、スリーブ、ピストンロッド、水圧ラム、バルブ、コンプレッサークランクなど 耐摩耗性、耐食性、潤滑性、多孔性、硬度、非粘着性、汚染防止など
検査工具、切削工具 ヤスリ、フライス、プランクゲージ、マイクロメーター、リングゲージ、各種ゲージ、リーマー、ツイストドリル、タップ、各種ドリルなど 非粘着性、耐摩耗性、潤滑性、硬度、肉盛り再生、切削性など
金型 ガラス用金型、プラスチック用金型、各種金型 耐摩耗性、非粘着性、肉盛り再生など
化学工業 各種塔槽、ポンプシャフト、インペラ、バルブなど 耐食性、耐摩耗性など

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